子育て中の人や定年退職後の人も働きやすい
短時間正社員は、通常の正社員と比べて給料が低くなり十分な福利厚生を受けられないこともありますが、一日あたりの労働時間が四時間から六時間程度と短く、子育て中の人や定年退職後の人も働きやすくなっています。また、職種によっては、採用条件がそれほど厳しくなく、資格や経験を持たない人でも採用されるケースも少なくありません。最近では、人件費の節約や人員不足の解消などを目的として短時間正社員を積極的に採用している企業の数が増えているため、早い時期から気になる企業の求人情報を確認しておくのがおすすめです。企業によって労働時間の長さや待遇などにバラつきがあるため、選考に申込をする前に、ためらわずに求人先に質問をすることが大事です。

正社員と同様の条件でキャリアアップを図れることもある
短時間正社員は、各地の民間企業の間で貴重な労働力として期待されており、企業によっては正社員と同様の条件でキャリアアップを図れる仕組みを整えているところもあります。短時間正社員の仕事内容や社内での役割については、正社員とあまり違いが無い企業が多く、特に専門職については、仕事上の様々な場面で責任のある業務を任されることがあります。大手企業においては、短時間正社員が無理なく仕事を覚えられるよう、入社後の研修に力を入れたり、職場内で上司や先輩が相談に乗ったりしているところが目立ちます。そこで、短時間正社員の働き方に少しでも関心があれば、各企業のホームページや資料に目を通すだけでなく、実際に優良企業で長く働いている人の体験談を参考にしてみるのも良いでしょう。
工場の転職は、初心者、未経験者歓迎の職場が少なくありません。転職先が見つかりやすい業種として覚えておきましょう。